転移性脳腫瘍から分かる脳腫瘍の原因を解説します その予防法 食事法
はじめに
2015 年統計予測で、脳腫瘍は罹患数で20位(5,100 人)、死亡数で18 位(2,300 人)となっています。罹患数、死亡数共に低位ではありますが、近年やや増加傾向にあります。急増している認知症と同じ脳の病気であるだけに 、数が少ないからと言って軽視
は出来ません。
脳腫瘍は原発性のものが約 84 %、他の部位のがんから転移して出来る転移性脳腫瘍が約 16 %を占めると言われています。
転移性脳腫瘍は、肺がんから転移してくるものが一番多く、全体の約52 %を占めます。これは脳の内部に出来る性質が有ります。
次いで多いのは、乳がんから転移してくるもので、全体の約9%を占めています。これは脳を取り巻く硬膜に出来る性質が有ります。
私のブログで既に解説した如く、がんにも陰陽があります。肺がんは陽性のがん、乳がんは陰性のがんです。肺がん、乳がんの転移場所が特定されていますから脳の陰陽が分かります。それを手掛かりに脳腫瘍の原因を知ることが出来るのです。
易の陰陽論と鍼灸医学を融合させた【私の鍼灸医学】で脳腫瘍の原因、予防法、食事法を解説します。
◆陰陽論とは
陰陽論とは易の基本思想の一つで、人間の様々な生理、病理を理解する上で大変有用です。全ての物に正反対の性質を持った陰と陽があります。陰と陽は互いに引き合い調和しようとします。
一方、陰と陰、陽と陽は互いに反発しあい、調和しようとしません。磁石のS極とǸ極をイメージすると分かり易いです。同じ極は反発しあい、異なる極は引き合うのと一緒です。
◆がんにも陰陽がある
陰性のがんは、主に陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取により、胃で発生する陰毒が血液を汚すことによって発生します。
陰性、極陰性の飲食物については、下記ブログを参照願います。
陽性のがんは、主に極陽性の食物(肉類)の過剰摂取により大腸で発生す る陽毒が血液を汚すことによって発生します。
◆肺がんは陽性のがん
大腸で発生した陽毒が血液と経絡を通して陰性の肺に集まり肺がんが出来ます。
肺がんが出来るメカニズムについては、下記ブログを参照願います。
◆乳がんは陰性のがん
陰毒が血液と経絡を通して乳房部に流入して来ます。
乳がんが出来るメカニズムについては<乳がん、若いあなたが、なぜ、原因、予防法、食事法>を参照して頂くと分かり易いです。
◆肺がんが転移する脳の内部は陰性
陽性の肺がんは陰性の臓器と親和性が有り転移します。従って、脳の内部は陰性です。
◆乳がんが転移する脳の硬膜は陽性
陰性の乳がんは陽性の臓器と親和性が有り転移します。従って、脳を取り 巻く硬膜は陽性です。脳を涼しくする為、熱を外に発散しようとするので 外側にある硬膜は陽性になるのです。
◆脳の内部に出来る原発性脳腫瘍は肉類の過剰摂取により大腸で発生する陽毒が原因 。
脳の内部は陰性です。従って、そこに出来る原発性の脳腫瘍は大腸で発生する陽毒が原因です。
◆脳の硬膜に出来る原発性脳腫瘍は、陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取により胃で発生する陰毒が原因。
脳の硬膜は陽性です。従って、そこに出来る原発性の脳腫瘍は胃で発生する陰毒が原因です。
まとめ
◆肺がんは陽性のがん。肉類の過剰摂取により大腸で発生する陽毒が原因
詳しくは<肺がん大腸がんが急増!一体、なにが起こっているの?その原 因、予防法、食事法>参照願います。
◆乳がんは陰性のがん。脂肪の過剰摂取により胃で発生する陰毒が原因
詳しくは<乳がん、若いあなたが、なぜ、原因,予防法、食事法>を参照願います。
◆陽性の肺がんが転移する脳の内部は陰性
互いに引き合い調和しようとします。
◆陰性の乳がんが転移する脳の硬膜は陽性
互いに引き合い調和しようとします。
◆原発性、転移性を含め 脳腫瘍の原因は下記のごとくです。
・脳内部
肉類の過剰摂取により大腸で発生する陽毒が原因
・硬膜
陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取により胃で発生する陰毒が原因
陰性、極陰性の飲食物については<乳がん、若いあなたが、なぜ、原因、予防法、食事法>を参照して下さい。
◆脳腫瘍を予防するには極陽性の肉類と、陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取に注意する必要がある。
食生活がすっかり欧米化してしまいました。過剰な極陽性の肉類と調和させる為、 陰性、極陰性の飲食物も過剰になってしまったのです。日本人に適した食生活に戻さなければいけないのです。