左右で異なる腎臓がん その原因 予防法 食事法を解説します
初めに
2015年統計予測で、腎臓がんは罹患数で10 位(28,700人)、死亡数で11位(9,100人)となっています。
罹患数、死亡数共にそれ程高位では有りませんが、近年増加傾向にあります。
急増している人口透析患者(30万人超)が罹り易いがんでもあり、軽視する事は出来ません。
腎臓は左右に一つずつありますが、両方の腎臓にがんが出来ると言うことは殆ど有りません。どちらか一方にしかがんは出来ないのです。鍼灸医学では、腎臓は左右で性質や働きが異なるとしているのです。 従って、出来るがんも左右で性質が異なるのです。
易と鍼灸医学を融合させた【私の鍼灸医学】で、左右で異なる腎臓がんの原因、予防法、食事法を解説します。
◆陰陽論とは
陰陽論とは易の基本思想の一つで、人間の様々な生理、病理を理解する上で大変有用です。
全ての物に正反対の性質を持った陰と陽が有ります。
陰と陽は互いに引き合い調和しようとします。一方、
陰と陰、陽と陽は互いに反発しあい、調和しようとしません。
磁石のS極とǸ極をイメージすると分かり易いです。
同じ極は反発しあい、異なる極は引き合うのと一緒です。
◆腎臓がんとは
腎臓は陰性の臓器です。症状が陰に籠りますから、初期症状があまり出ません。
症状が現れた時には、既にかなり進行していることが殆どです。
他の臓器に転移しているのが発見されてから、腎臓にがんが有るのが分かったという人が20%程あると言われています。
◆腎臓がんは転移し易い
特に肺、骨、リンパ節に多く、肝臓、すい臓、脳などにも転移する場合も有ります。
◆左の腎臓は陰陰、右の腎臓は陽陰
陰性の腎臓も、左右で陰陽の差が有ります。
左の腎臓は心臓 (自動車で言えばエンジン)を涼しくする冷却水の働きをします。
右の腎臓は水中の火(生命エネルギー)を生み出す働きをしています。従って、
左の腎臓は陰陰、右の腎臓は陽陰の性質を持つのです。
◆がんにも陰陽がある
肺がん、肝臓がん、膵臓がん、脳腫瘍は陽性です。骨やリンパ節に出来るがんは陰性です。
がんの陰陽については下記のブログを参照して頂くと分かり易いです。
◆血液の汚れが生命を維持できないレベルに達した生命を維持できないレベルに達した
時、浄血装置、延命装置としてのがんが出来る
・肉類の過剰摂取により大腸で発生する陽毒が血液に流入し陽性のがんが 出来ます。
<肺がん、大腸がんが急増!一体、何が起こっているの?その原因、予防法、食事法>を参照して頂くと分かり易いです
・陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取により胃で発生した陰毒が血液に流入し陰性のがん
が出来ます。
陰性、極陰性の飲食物については、下記ブログを参照願います。
◆陰陰の左の腎臓に出来るのは陽性のがん
陰陰の左の腎臓に親和性のある陽性のがんが出来るのです。
◆陽陰の右の腎臓に出来るのは陰性のがん
陽陰の右の腎臓に親和性のある陰性のがんが出来るのです。
◆陰陰の左の腎臓に出来た陽性のがんが肺、肝、膵、脳に転移する
◆陽陰の右側の腎臓に出来た陰性のがんが骨、リンパ節に転移する。
まとめ
◆左の腎臓に出来るがんは、肉類の過剰摂取により大腸で発生する陽毒が原因の陽性のがん。
肺、肝、膵、脳に転移し、肺がん、肝臓がん、膵臓がん、脳腫瘍となる。
◆右の腎臓に出来るがんは、陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取により胃で発生する陰毒
が原因の陰性のがん
骨、リンパ節に転移し骨、リンパ節のがんとなる。
◆腎臓がんの予防には肉類、陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取に注意
食生活がすっかり欧米化してしまいました。
過剰な肉類と調和させる為、陰性、極陰性の飲食物も過剰になってしまったのです。
日本民族に適した食生活に戻さなければいけないのです。