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毎日の生活に役立つ鍼灸医学の紹介

ピロリ菌って本当に胃がんの原因?【私の鍼灸医学】で解説します

はじめに

ピロリ菌とは1982年にオーストラリアの二人の医師によって発見されたの中に生息する特殊な菌の略名です。

胃液はペーハー2の強酸性です。ピロリ菌が発見されるまで、このような強酸性の胃の中に細菌は生息出来ないと思われいました。

 

日本人の場合、萎縮性胃炎の原因の90%以上がピロリ菌が占めると考えられています。ピロリ菌の除菌により胃、十二指腸潰瘍の再発が抑制されるとが明らかになり、2000年からは除菌治療を保険で行う事も出来るようになりました。

 

1994年WHOはピロリ菌を胃がんの発がん物質>に指定したことから、ピロリ菌と胃がんとの関係が 俄然注目される様になりました。2014年WHO胃がん対策はピロリ菌除菌に重点を置くべきである>との発表も行っています。

 

日本では約6000万人がピロリ菌に感染していると推定されています。1993年のデータでは、この内の0.4%(24,000人) が胃がんを発症したと言われています。また、除菌により胃がんの発生が三分の一に抑制されたとい発表もあり話題となりました。

 

しかし、一方では、<ピロリ菌を除菌する事により、たとえ胃がんが減ったとしても、増えた胃酸が食道に逆流して食道がんができるなど、他の病気が増加してしまい、寿命延長にはつながらない>という懐疑的な見方もあります。

 

もとよりピロリ菌除菌によって胃がんが無くなるというような単純な話ではありませんから、ピロリ菌が胃がん原因か否かという論議に結論が出るのはまだまだ先の話になりそうです。

 

ピロリ菌が胃がんの原因か否か、易と鍼灸医学を融合させた【私の鍼灸医学】で解説します。

胃がん発生のメカニズムにピロリ菌が如何に関わっているのか、又、胃がん本当の原が何なのかも分かってきます。

 

論とは

 

とは易の基本思想の一つで、人間の様々な生理、病理を理解する上で大変有用

す。

全ての物に正反対の性質を持った陰と陽が有ります。は互いに引き合い調和

発しあい、調和しようとしません。

磁石のS極とǸ極をイメージすると分かり易いです。

同じ極は反発しあい、異なる極は引き合う

 

ピロリ菌とは 

 

ピロリ菌の正式名称はヘリコバクタ―・ピロリといいます。

 

名前の由来は下記の如くです

 

・ヘリコとは、らせんとか旋回という意味です。

・バクタ―とはバクテリア、細菌という意味です。

・ピロリとは幽門を指すピロルスという言葉がその由来です。

ピロリ菌は胃の出口に当たる幽門部から発見されたからです。

 

形と動きの特徴は下記の如くです。

 

・長さ約4ミクロン、2~3回緩やかに捻じれた細長い棒状の胴体を持つ

 

・一方の端に数本の鞭毛を持ち鞭毛と胴体を急速に回転させながら40ミクロンほどの距

離を急速で前後に移動する。

 

生理的働きは下記の如くです

 

強酸性(ぺーハー2)の胃粘膜中に生息する。  

 

・生息する最適ペーハーは6~7のほぼ中性

 

・ウレアーゼという酵素を分泌し、胃中の尿素アルカリ性アンモニア炭酸ガス分解し、自身の周りの胃酸をペーハー6~7に中和している。

 

◆以上の特徴からピロリ菌の判定をします。 

 

・ペーハー2の強酸中で生息できるピロリ菌は陽性 

 

強酸は陰性です。陰性と調和するピロリ菌は陽性です。

 

・幽門部に生息するピロリ菌陽性

 

幽門部は胃の最下部になります。

下に行くほど物体はより陰性になります。従 ってピロリ菌は陽性

 

・胴体が捻じれているピロリ菌は陽性

 

台風の目にエネルギーが集中する様に、捻じれて螺旋を形成するピロリ菌の胴体は中心軸にエネルギーが集中します。ねじを回すと前後移動が容易に、確実に、強力になるのと同じ原理です。従って、ピロリ菌は陽性です。

 

急速で回転、前後移動するピロリ菌は陽性

 

 動き(回転と移動)が急速なのも陽性です。

 

陰性尿素陽性アンモニア炭酸ガスに分解するピロリ菌は陽性

 

尿素の48%は窒素です。窒素は陰性の植物の葉や茎の栄養成分になります。従って、尿素陰性です。陰性尿素陽性アンモニア炭酸ガスに分解する ピロリ菌は陽性です。

 

尿にアンモニアを排出し、呼気に炭酸ガスを排出する陽性の人間とピロリ菌は体内で同じ化学反応を起こしているのです。

    

以上、形、動き、生理的働きの全ての点に於いてピロリ菌は陽性で有る事が分かります。

    

次に、ピロリ菌が胃がん発生メカニズムに如何に関わっているか解説します。

 

胃がん陰性

 

がんにもがあります。極陰性の胃酸と調和する胃はです。の胃に出来る(調和する)胃がん陰性です。陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取により胃内に発生する陰毒胃がんの原因となります。

 

 陰性、極陰性の飲食物については、私のブログの幾つかで紹介していますので、それらをご参照下さい。

 

◆胃の粘膜(厚さ1ミリ)は胃がんのバリアー(防護壁)

 

極陰性の胃酸を分泌している胃粘膜は極陰性です。胃中の陰毒とは調和しようとしません。従って、胃粘膜は胃壁に出来る胃がんのバリアーとして機能しているのです。

 

◆胃酸過多になるとピロリ菌が活性化する。

 

 強くなった胃酸を中和する為、ピロリ菌は活性化します。急速で回転、前後移動し胃酸を過剰に分泌している胃粘膜細胞を破壊しながら、より多くの尿素アンモニアと炭酸ガスに分解し 自身の周りの胃粘液を中和しようとします。

 

◆ピロリ菌が活性化すると胃粘膜が劣化し胃がんバリアー機能が低下する

 

胃粘膜細胞が破壊されるので粘膜組織が劣化し、胃酸の分泌能力も低下するからです。

 

胃がんバリアー機能の低下が進んだ粘膜部から胃がんが出来始める。

 

バリアー機能が低下した部分は、胃中の陰毒が容易に粘膜を透過し胃壁に侵入する事が可能です。

そこから胃がんが出来始めるのです。

 

◆ピロリ菌が活性化していなければ、がんになり易くなると言うことは無い。 

 

胃酸過多でなければ、 ピロリ菌が特に活性化する事はありません。従って、胃粘膜が特に劣化すると言うことも無いのです。

その場合はピロリ菌がいても、胃がんになり易くなると言うことは無いのです。

 

まとめ

 

ピロリ菌は陽性、従って極陰性の胃粘膜に生息できる

    

◆陽性の胃に出来る胃がん陰性。陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取により胃中に発生する陰毒が血液を汚すのが原因

 

極陰性の胃粘膜 は胃がんのバリアー(防護壁)として働く

 

胃酸過多になるとピロリ菌が活性化し、胃粘膜の劣化が起こる。胃粘膜のバリアー機能が低下しその部分からがん化し易くなる

 

胃酸過多にならなければピロリ菌は活性化せず、特にがん化し易くなると言うことが無い 

 

ピロリ菌胃がんの原因では無く誘因として働く

 

ピロリ菌は胃酸過多状態のときに胃がんの誘因になります。

原因と言う程の働きをしているのでは無いのです。

 

胃がんの原因はあくまでも胃中の陰毒です。陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取に気を付けなければなりません。

 

胃粘膜が胃がんのバリアーとして働いています。 暴飲、暴食するだけでも胃粘膜は荒れ、胃がんバリア ー機能が低下し、胃がんになり易くなります。食生活だけでなく、トレス、過労、睡眠不足などにも十分注意し、胃を大事にしなければならないのです。

 

 幾つかの私のブログで、がんについって解説しています。詳しくはそれらを参照願いす。