2017-01-01から1年間の記事一覧
はじめにー 認知症が急増しています。厚生労働省によれば、2012 年の認知症の患者数は462 万人、65 歳以上の人の7人に1人が認知症です。2025 年には、患者数が1000万人を超え、なんと3人に1人が認知症になると予想されています。 脳が委縮するアルツハイ…
はじめに うつ病患者が年々増加しています。1999年に44万人の患者数が2014年には112万人になりました。この15年間で約2.5倍に増加しています。 多くのうつ病患者が、薬を飲み続けてもなかなか良くならずに困っています。お医者さんは「この薬を飲めば、いつ…
はじめに 男女共同参画社会基本法が制定され、男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受し、かつ共に責任を担うべき社会」の実現が叫ばれています。これ一言で言えば、男女の差別を無くし、「それぞれが一人の人間として能力を発揮できる機会…
はじめに 血色素とは、赤血球中にある鉄を含んだタンパク質の一種です。人は、肺で空気中の酸素を血色素中に取り込み、身体各部の細胞に運び放出します。酸素を放出した後は、二酸化酸素を取り込み、体の外に運び出します。 様々な貧血の中でも、血色素中の…
こはじめに サプリメントがブームになっています。心身の何処にも異常が無く、健康に生きているという人はそうはいません。多くの人が既に病気にかかっています。まだ病気と宣告されていない人でも、現在感じている体調不良と、将来かかる恐れのある病気に対…
はじめに <女性の不妊症、不育症(流産、早産)>が急増しています。晩婚化、晩産化の影響も加わり、10組に1組の夫婦が<不妊症、不育症>と言われています。色々な検査しても、特に異常は見つからず、仮に、何か見つけたとしても、それが原因であると特定…
はじめに <卵管狭窄、閉塞>を起こす人が増加しています。<卵管狭窄、閉塞>は不妊症の大きな原因の一つになっています。 卵管は子宮の上部から卵巣に向かって伸びる管で、左右に一本ずつ有ります。長さ約10㎝、内径が約1㎜の、内腔がとても狭い管で、先端…
はじめに <子宮筋腫>とは、子宮の筋肉(平滑筋)が増殖して出来る良性の腫瘍で、月経のある女性の四人に一人は出来ると言われています。悪性腫瘍に変化する事はほとんど無く、症状の深刻度、治療の内容や時期も、人それぞれに異なります。放置すると次第に…
はじめに 卵巣はクルミ程の大きさの臓器で、太さ約1センチのじん帯で子宮と繋れています。<卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)>とは、卵巣に出来た良性腫瘍で、卵巣に出来る腫瘍全体の8~9割を占める(残りは卵巣がん)と言われています。その<卵巣嚢腫>が特…
はじめに 体外受精で生まれる子供が急増しています。日本産科婦人科学会の集計によれば、2014年に国内の医療機関で実施された体外受精の件数は、393,745件、生まれた子供の数は47,322人と、いずれも過去最多となりました。2014年の総出生数は1,003,500人です…
はじめに 子宮内膜は女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)の働きで、増殖、肥厚します。その後、妊娠しなければ、剥離し、月経となって体外に排出されます。 <子宮内膜症>は、この子宮内膜が正規の子宮内腔ではなく、骨盤内の腹膜や、卵管、卵巣に…
はじめに 易の陰陽論に基づけば、世界は真反対の性質を持ったの二つに分けられます。目に見えない<陰の世界>と目に見える<陽の世界>です。<陰の世界>とは陽の<エネルギー>の世界です。<陽の世界>とは陰の<物質>の世界です。 人は生きています。…
はじめに 何らかのストレスがかかった時に、<下痢をするのではないか>という不安と恐怖に襲われにわかに腹痛と下痢を起こしてしまう病気です。同じようなストレスがかかった時に<また、下痢するのではないか>という不安と恐怖に襲われ、また、腹痛と下痢…
はじめに 喉は、体の入り口と言っても良い所です。扁桃とは、喉の奥の両側にある免疫器官です。 急性扁桃炎とは、喉の奥の両側にある扁桃が赤く腫れて、強い痛みや高熱に悩まさる感染症です。 常在 (体の中に常時生息して、普段は大人しくしているいる)菌が…
はじめに 不安や肉体的疲労によって発作的に引き起こされる過呼吸を<過換気症候群>と言います。 過呼吸により、血液中の酸素濃度は上昇、炭酸ガス濃度は低下し、血液がアルカリ性になます。すると、 血管が収縮し、手足や唇がしびれたり、動悸、目まいなど…
はじめに <緑内障>が増加中です。進行すると、失明する危険がある病気です。網膜の視神経が委縮してしまい、視野欠損が起こる病気です。ひとたび視神経が委縮してしまうと、二度と元に戻ることはありません。 片方の眼で緑内障が進行しても、残りの眼が普…
はじめに 脳は、人の司令塔です。五臓六腑が健全な、精神、肉体、エネルギーを生み出せるよう脳がコントロールしていす。 一方、脳は、五臓六腑により生み出された精神、肉体、エネルギーによって、養われています。則ち、脳と五臓六腑とは互いに協調しなが…
はじめに パニック障害は、動悸、息苦しさ、めまい、不安、恐怖などの「パニック発作」が突然襲ってくる病気です。恐怖のあまり、救急車を呼んでしまう場合もあります。 パニック発作を何回か経験すると、「また発作を起こすのではないか」という不安や、恐…
はじめに 鍼灸医学は、一般に、難解であると受け止められています。なぜなら、主張するほとんどのことが、現代科学で証明出来ないからです。基本である、ツボや経絡の存在すらも証明出来ていません。 世界には、目に見える世界と、目に見えない世界の二つが…
はじめに <頭寒足熱(ずかんそくねつ)>という言葉は、多くの人が見聞きしている言葉でしょう。冷えのぼせ、で困っている人達にとっては、健康な体の状態を現す、大変、大事な言葉として受け止められていると思います。 ところが、この<頭寒足熱>という…
はじめに 現在、がんの<近赤外光線免疫治療法>が世界の注目を集めています。 米国立がん研究所の小林久隆・主任研究員が開発した、画期的な、がん治療法です。 後述するように、<近赤外光線免疫治療法>は、がんを、転移がんも含めて安価に、しかも、通院…
はじめに アレルギー疾患全体が増加しています。その中の一つである気管支喘息も増え続けています。気管支喘息は、全年齢に渡って発症する病気です。 1960 年代、気管支喘息の罹患率は大人も子供も約1 %でした。以前はまだ少なかったのです。最近の調査では…
はじめに 近視の青少年が急増してます。2016年度の学校保健統計調査によれば、視力1.0未満の割合は小、中、高校生ともに過去最悪になりました。幼稚園児は28%、小学生は31%、中学生は55%、高校生は66%という急増ぶりです。 テレビゲーム機、パソコン、スマ…
はじめに 地球上の生き物で人ほど多くの病気にかかり、苦しみ、死んでいく種は他に無いでしょう。 昔は人間がかかる一切の病気の数を、地、水、火、風の四百四病(しひゃくしびょう)と表現しました。 病気の数としては、その程度でさほど違和感を感じなかっ…
はじめに 片側、又は両側の上瞼(うわまぶた)を引き上げる眼瞼挙筋(がんけんきょきん)と動眼神経の働きが低下し、上瞼が下がってしまう状態を眼瞼下垂(がんけんかすい)といいます。 重症筋無力症や脳梗塞のようなはっきりとした原因がある場合を除き、…