前立腺がん、あなたが、なぜ 原因、予防法、食事法
はじめに
前立腺がんは以前、日本には少ないがんでした。2000年ごろから罹患者が急増し、現在罹患数で第一位になってしまいました。早期発見、早期知治療で治り易いがんと言われてはいますが、死亡数も増加しており、現在第六 位となっています。
西洋医学では前立腺がんの原因は、遺伝子異常、男性ホルモンの影響、食生活 の洋風化、体質など色々言われていますが、いずれも根本原因が分かったというものではありません。
がんは、精神的、肉体的、物理的、化学的、様々な影響受けてできます。しかし、後述するように前立腺がんは胃の影響を一番受けてできます。従って、話を分かり易くする為、前立腺がんの原因を飲食物だけに絞ることにします。
一番の原因が飲食物から発生する胃の中の毒素と言う点では、乳がんの場合と共通しています。
以下のブログ参照して頂くと分かり易いです。
以下、易の陰陽論と鍼灸医学を融合させた【私の鍼灸医学】で、前立腺がん発生のメカニズを解説します。 前立腺がんの、原因、予防法、食事法が見えてきます。
◆陰陽論とは
陰陽論とは易の基本思想の一つで、人間の生理、病理を理解する上で大変有用です。
全ての物に正反対の性質を持った陰と陽が有ります。
陰と陽は互いに引き合い調和しようとします。一方、
陰と陰、陽と陽は互いに反発しあい調和しようとしません。
磁石のS極とǸ極をイメージすると分かり易いです。
同じ極は反発しあい、異なる極は引き合うのと一緒です。
◆胃液は陰性、従って胃は陽性。
飲食物が胃に入ってくると、沢山の胃液が分泌されます。胃液はペーハー約2、梅干しとほぼ同程度の強酸性です。消化酵素の働きを助け、体内に取り込まれた各種の菌の殺菌を行っています。強酸は陰性です。陰性の酸と調和するる胃は陽性です。
◆陽性の胃は陰性の飲食物と親和性がある
陰と陽は互いに引き合い親和性が有ります。従って陽の胃は陰性の飲食物と結びつきやすく、強い影響をうけます。
◆陽性の胃には陰性の毒素のが蓄積する
陰性、極陰性の飲食物を過剰摂取すると陰性の毒素が発生し胃壁に蓄積します。
◆健康な胃は空腹時、細胞を収縮、圧縮し自身の掃除をする。
多くの体細胞は陰と陽の力で膨張と収縮、圧縮を繰り返しています。収縮時に細胞内の毒素を外に排出し自身の掃除をするのです。胃は空腹時に自身を収縮、圧縮し毒素を排出しています。
子供のころ、空腹時にお腹がグーとなったりしたことは、誰もが経験していることでしょう。胃が収縮する時の音です。このとき胃は自身の掃除をしているのです。
汚れた雑巾をきれいにする場合を考えると分かり易いです。雑巾は水でゆすいで膨張(陰の力)させ、その後強く絞って圧縮(陽の力)し、水と共に汚れを排出しきれいになるのです。健康な胃は、これと同じことを毎日やっているのです。
◆胃と前立腺は経筋でつながっている。
胃と前立腺は鍼灸医学で言う経筋でつながっています。胃と乳房の場合は経絡でつながっていました。経筋は経絡ほどの強いつながりでは有りませんが、胃の毒素を排出する経路になっているのです。
◆胃壁に蓄積した陰性の毒素を血液と経筋の両方に排出。
空腹時に胃は収縮し胃壁に蓄積している陰性の毒素を血液と、経筋の両方に排出します。
◆前立腺は陽性、従って陰性の毒素と親和性がある。
前立腺は栗の実のような形をしています。陽は凝集する性質があります。形から前立腺は陽性です。従って陰性の毒素と親和性があります。
◆血液と経筋中の陰性の毒素は、陽性の前立腺に集まってくる。
血液と経筋中の陰性の毒素は親和性のある陽性の前立腺に集まってきます。
◆高齢(60歳以上)になると下腹部が過熱し、うっ血し前立腺肥大に
高齢になると腎臓の働きが低下して来ます。すると、下腹部が過熱、うっ血し、 血液循環が悪くなります。前立腺も過熱、うっ血し、肥大します。
◆血液の汚れが生命を維持できないレベルに達した時、前立腺がんを作り、延命を図る。
下腹部の血液循環が悪くなると血液中の陰性の毒素も増加します。血液の汚れが生命を維持できないレベルに達した時、血液の浄化装置、延命装置としての前立腺がんを作るのです。がん自身の遺伝情報システムをつくり、毒素をがんに封じ込めるのです。
まとめ
◆陰性の飲食物の過剰摂取により胃の中で陰性の毒素が発生し、胃壁に蓄積する。
陰性の飲食物については後述します。
◆胃壁から排出されるが前立腺に集まる
胃が収縮して排出される胃壁の陰性の毒素は、血液と経筋を通じて前立腺に集まります。
◆加齢により腎臓の働きが低下し、下腹部の血液循環が悪化し、前立腺が肥大する。
加齢により腎臓の働きが低下し、下腹部が過熱、うっ血する。血液循環が悪化し、前立腺が肥大する。
◆下腹部の血液の汚れが生命を維持できないレベルに達した時、前立腺がんができ
る。
血液の浄化装置、延命装置としての前立腺がんができます。がん自身の遺伝情報システムを作り、毒素をがんに封じ込めようとするのです。
予防法、改善法、食事法について下記します
◆陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取に注意
陰性の飲食物
牛乳、チーズ、ヨーグルト、生クリーム、油脂類、ナッツ類、バナナ、パイナップル、グレープフルーツ、アスパラガス、セロリ、ナス など
特に、乳製品は日本人の体質にあっていません。がん始め、色々な慢性病の原因になり ます。
極陰性の飲食物
唐辛子、からし、胡椒、山椒、カレー、根ショウガ、酸化した油脂類、など
◆肉類に含まれる脂肪は陰性。過剰摂取に注意
・肉類に含まれる脂肪は陰性です。陰性の毒素の発生原因になります。
・人間より体温が高い牛、豚、鶏の脂肪は人間の体の中に入ると固まる性質が あります。がん始め色々な慢性病の原因になります。
◆油脂類は陰性、高温で加熱されると酸化され極陰性に変化し危険
人間は炭酸ガスを排出し、酸素を吸収します。陽の人間と親和性が有る酸素は 陰性です。油脂類は高温で加熱されると酸化されて陰性から極陰性に変化します。揚げ物類、揚げ油、焼き肉などが危険なのです。過剰摂取に十分注意する必要があります。
酸化した油を含む極陰性の食品を下記します。
天ぷら、フライ、焼き肉、中華料理、ピザ、ドーナツ、ポテトチップス、 かりんとう、おかき、油揚げ、厚揚げ、がんもどき、さつま揚げ、など
◆前立腺がんと乳がんの罹患者が急増している一番の原因は陰性の飲食物の過剰摂取
陰性の飲食物の過剰摂取により発生する胃の中の陰性の毒素が、前立腺がんと乳がんに共通した一番の原因です。
特に、高温で調理された油を含んだ食品は危険です。乳製品の過剰摂取にも注意が要ります。