プロの私の鍼灸医学

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毎日の生活に役立つ鍼灸医学の紹介

ツボって何?ツボは内臓のごみ置き場

はじめに

 ツボと言う言葉は、とてもなじみのある鍼灸医学の用語の一つです。しかし、  ツボが本当は何なのか、知っている人は世の中にほとんどいません。実はツボは内臓 のごみ置き場なのです。従って、毒素の溜まっていない健康な人にはツボが見つからないのです。

 

ツボの本当の働きを知ると病気の原因、予防法、食事 法が分かります。日常の健康管理に大変役立ちます。

 

易と鍼灸学を融合させわたしの鍼灸医学】で解説します。

 

体と内臓は経絡でつながっている

 

身体各部と内臓は経絡と言う気と血が流れる通路で結ばれています。

 

経絡上に特に活発に活動するポイントがツボ。

 

経絡上の特に活発に活動するポイントをツボと呼びます。

 

経絡は身体各部を栄養する

 

経絡は気血を流し、身体各部を栄養します

 

内臓は台所、経絡とツボは近所のごみごみ置き場に相当

 

人間を家に例えれば内臓は台所に相当します。台所では毎日食事が作られ生ごみが出ます。内臓が働けばその過程で台所の生ごみに相当する毒素が発生します。台所をきれいに保つため、生ごみは近所のごみ置き場に運び出します。内臓をきれいに保つため、発生した毒素は血液で経絡とツボに運び出すのです。

 

血液に排出された毒素は血液を汚す

 

血液中に排出された毒素は全身を巡り身体各部に悪影響を与え慢性病のもになります。

 

経絡に排出された毒素は特にツボに多く集まる。

 

それぞれの内臓につながる経絡に毒素は排出されます。特にツボに多く集まります。この時初めてツボが現れます。つまり、ツボをごみ置き場として使うのです。

 

健康な人は毒素がないからツボが出現しない

 

健康な人は毒素が有りませんから、探してもツボが見つからないのです。

 

経絡とツボに毒素が蓄積すれば、症状が出てきます。

 

毒素がある量を超えると危険信号としての症状を出します。痛い、重い、だるい、しびれるなどの症状を出して本人に異常を知らせるのです。

 

症状が出ている経絡とツボから弱っている内臓が分かり、原因、改善法、食事法

 が見えてくる

 

症状が出ている経絡とツボは通常、複数の内臓にまたがっています。これらを調べることによって、弱っている内臓が分かります原因、予防法、食事法 が見えてきます。

 

まとめ

絡は

 

・身体各部の気血を流す通路

・身体各部の栄養の運搬

・内臓で発生する毒素の排出ルート

・内臓で発生する毒素のごみ置き場

・毒素が蓄積すると症状が出現

 

ツボは

 

・特に活発に働く経絡上のポイント

・内臓で発生する毒素を特に多くためるごみ置き場

・毒素の溜まっていない健康な人は、ツボを探しても見つからない。

毒素が溜まって初めてツボと症状が出現

 

経絡とツボに出現した症状から

 

・弱っている内臓を特定できる

状態が分かる

・病気の原因、予防法、食事法がわかる