白血病 あなたが何故 原因 予防法 食事法
はじめに
白血病は、小児から青年において、最も発生頻度の高いがんです。患者数はそれほど多くはありませんが、青年層の死因としては事故死に次いで第二位になっています。それだけ、社会的影響が大きいがんといえます。
白血病が有って、何故?、赤血病 が無いのでしょう。その他、白血病にはいくつかの何故? があります。
易の陰陽論と鍼灸医学を融合させた【私の鍼灸医学】で白血病の原因、予防法、食事法について解説します。
◆白血球とは
白血球は大きく分けると顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)とリンパ球に分けられます。
◆顆粒球とは
白血球の約半分は顆粒球です。以下の三種類があります。
・好中球
顆粒球の大部分は好中球です。好中球は遊走して異物に集まり、それを取り込み貪食、殺菌します。
・好酸球
寄生虫を殺したり、アレルギー反応にも関係あります。
・好塩基球
アレルギー反応に関係あります。
◆リンパ球とは
ǸK(ナチュラルキラー)細胞、B 細胞(Bリンパ球)、T細胞(Tリンパ球)があり、免疫に関係しています。白血球の中では最も運動能力が低く遊走性や貪食能は有りません。
◆西洋医学の白血病とは
白血病は血液のがんです。骨髄中の造血細胞が、白血球になる過程でがん化し、白血病細胞となり異常増殖していく病気です。骨髄が白血病細胞で満たされるため正常な血液を造れなくなるのです。遺伝子に異常が生じる為と言われてはいますが、どうして異常が生じるのか分かっていません。
◆白血病は、急性と慢性があり、急性が多い。
◆白血病には、骨髄性白血病と、リンパ性白血病との二種類がある
骨髄の中の造血細胞は、骨髄系とリンパ系に分かれ成熟します。
がん化した細胞の種類によって
顆粒球ががん化して起こる骨髄性白血病と
リンパ球ががん化して起こる、リンパ性白血病に分けられます。
◆成人は骨髄性白血病が多い
成人の場合、骨髄性白血病と、リンパ性白血病との比は 約4:1です
◆小児はリンパ性白血病が多い
成人の場合とは逆に、骨髄性白血病、とリンパ性白血病との比は約1:4です
白血病に関して、いくつかの 何故?があります。それらを下記します。
◆何故?、白血病が有って,赤血病が無いのか
成人のがんである、肺がん、大腸がんなどは無く、白血病が一番です。
◆何故?、成人の場合、骨髄性白血病が多く、リンパ性白血病が少ないのか
◆何故?、子供の場合、リンパ性白血病が多く、骨髄性白血病が少ないのか。
以下易の陰陽論と鍼灸医学を融合させた【私の鍼灸医学】で白血病について解説します。
◆がんは血液の浄化装置、延命装置
血液の汚れが生命を維持できないレベルに達した時、血液の浄化装置、延命装置としてがんが出来るのです。従って、白血病は骨髄を血液の浄化装置、延命装置として使っているのです。
◆血液の汚れにも陰陽がある
汚れの原因には色々有りますが、飲食物の影響を多く受けます。陰性の飲食物の過剰摂取により陰性の毒素が発生し血液を汚し、陽性の飲食物の過剰摂取により陽性の毒素が発生し血液を汚します。
◆白血球は陰性、赤血球は陽性
白色は陰性、赤色は陽性です。酸素は陰性、酸素と親和性のある赤血球は陽性です。
◆陽は凝集する性質があります。従って陽性の赤血球は増殖しません。
陽性の赤血球は増殖しません、従って、赤血病は無いのです。
◆子供は陽性、成人は陰性
体温が高い方が陽性です。子供の体温が一番高く、年齢と共に体温は下がります。
◆骨は陽性、中の骨髄は陰性
硬い骨は陽性です。中の柔らかい陰性の骨髄と調和を保っています。
◆成人に対して子供はより陽性
子供は成人に対して陽性です。従って、大人の骨に比べて、子供の骨はもっと陽性です。
◆子供に対して成人は陰性
成人は子供に対して陰性です。従って子供の骨は陽陽性、成人の骨は陽陰性となります。
◆骨髄は陰性
陰性の骨髄(陰)が陽性の骨(陽)と調和を保っています。
◆骨髄(陰)の中の顆粒球はリンパ球に対して陽性
従って、顆粒球は(陰陽)です
◆リンパ球は顆粒球に対して陰性
従って、リンパ球は(陰陰)です。
◆腎臓が弱ると、骨と骨髄の病気になり易い
鍼灸医学では、腎臓のエネルギーで骨髄を作り、骨髄が骨を栄養するとします。腎臓が弱ると、骨と骨髄の病気に成り易いのです。従って、腎臓の弱りが白血病の原因の一つになっているのです。
次に、白血病に関するいくつかの 何故?に対する答えを易の陰陽論で解説します。
◆何故?白血病があって、赤血病が無いのか
陰は膨張する性質があります。白血球は陰性です、従って、白血球は増殖するのです。白血球が異常増殖したのが白血病なのです。
陽は凝集する性質が有ります。赤血球は陽性です。陽の赤血球は増殖できません。従って、赤血病と言う病気は無いのです。
人間の体の中で一番陽性なのは子供の骨(陽陽)です。子供は陽性です。陰性の飲食物と親和性があります。従って、陰性の飲食物が大好きです。陰性の飲食物の過剰摂取により発生した陰性の毒素(陰)は子供の骨(陽陽)と一番親和性が有るのです。
陰性の毒素は骨に吸い寄せられ、骨髄の中に流入し骨髄にがんが出来るのです。これが子供のがんで白血病が一番多い原因です。
陰性の飲食物については後述します。
◆何故?成人の場合、骨髄性白血病が多く、リンパ性白血病が少ないのか。
成人の骨は 陽陰性です。顆粒球ががん化して起こるのが骨髄性白血病です。顆粒球は 陰陽です。陽陰と陰陽 は親和性が有ります。従って、成人の骨は顆粒球と親和性があるのです。成人の白血病に骨髄性白血病が多いのはこれが原因です。
◆何故?子供の場合、リンパ性白血病が多く、骨髄性白血病が少ないのか。
子供の骨は陽陽です。リンパ球は陰陰です。陽陽と陰陰は親和性が有ります。従って、子供の骨はリ ンパ球と親和性が有るのです。子供の白血病にリンパ性白血病が多いのはこれが原因です。
まとめ
◆白血病の大きな原因は、以下の二つです
・陰性の飲食物の過剰摂取により血液が陰性の毒素で汚れている
陰性の飲食物については後述します。
・腎臓の働きが低下している為、骨と骨髄が弱っている。
◆体で一番陽性な骨に陰性の毒素が集まり脊柱管に流入する。
◆脊柱管の中の血液の陰性の毒素が陰性の骨髄に流入し生命を維持できないレベルに達した時、白血病細胞が異常増殖し白血病になる。
◆子供にリンパ性白血病が多いのは、子供の骨はリンパ球と親和性が有る為
子供の骨は陽陽です。リンパ球は陰陰です。互いに親和性が有るのです。
◆成人に骨髄性白血病が多いのは、成人の骨と、骨髄中の顆粒球が親和性が有るから。
成人の骨は陽陰です。顆粒球は陰陽です。互いに親和性が有るのです。
白血病の予防法、食事法
◆子供の場合
子供は陽性です。従って、陰性の飲食物が大好きです。
特に注意が要る陰性の飲食物を下記します。
・牛乳
牛乳は陰性です。市販の牛乳は高温 (130度~140度)殺菌されて極陰性に変化しています。なるべく飲まない方が良いです。
・バター、チーズ、マヨネーズ、洋菓子、菓子パンなどは脂肪が多く含まれています。マヨネーズは約70%が脂肪です。白砂糖も陰性です。
・肉類、揚げ物類、ナッツ類はなるべく少なく
脂肪は高温で加熱されると酸化され極陰性になります。
焼き肉、フライ、から揚げ、ピザ、スナック菓子、ドーナツ、おかき、かりんとう、ピーナッツ、アーモンドなど
・南方から輸入される果物類
暑いところで育った果物類は陰性です。バナナ、パイナップル、グレープフルーツなどはなるべく少ない方が良いです。
◆成人の場合
アルコール、コーヒは極陰性です。特にアルコールを大量摂取する人に白血病が多いです。注意が要ります。他は、子供の場合と同様です。
◆子供、成人に共通
塩分、タンパク質の過剰摂取に注意が要ります。 腎臓に負担を掛けます。
あとがき (1)
本ブログでは、あくまでも、西洋医学で主張する、血液が主に骨髄で造られるという骨髄造血説に基づいて白血病の原因、予防法、食事法について解説しました。しかし、血液が身体のどこで造られるのかと言うことについては異論があります。血液が小腸の表面の柔毛細胞で造られるという腸造血説があるのです。機会があれば、易の陰陽論と鍼灸医学を融合させた【私の鍼灸医学】で赤血球と血色素がどこで、どのように造られるのか解説したいと思います。
あとがき(2)
【私の鍼灸医学】で血色素が小腸の表面の柔毛細胞で造られるということを下記ブログで解説しました。人の生理、病理に関する理解を深めるのに役立ちます。