子宮がん 原因 予防法 食事法
はじめに
子宮がんが増加しています。罹患率で第四位、死亡率で第五位になりました。罹患率で、子宮がん全体の約四割を占める子宮頸がんが、若い人(25~45才)に急増中です。乳がんも同様の傾向がみられます。
なぜ、若い女の人にこのようなことが起こっているのでしょう。何かがおかしくなっているのです。
易の陰陽論と鍼灸医学を融合させた【私の鍼灸医学】で子宮がんについて解説します。原因、予防法、食事法が分かってきます。
◆陰陽論とは
陰陽論とは易の基本思想の一つです。
全てのものに正反対の性質を持った陰と陽があります。
陰と陽は互いに引き合い調和しようとします。一方、
陰と陰、陽と陽は互いに反発しあい調和しようとしません。
磁石のS極とǸ極をイメージしてもらえれば分かり易いです。
異なる極は引き合い、同じ極は反発しあうのと一緒です。
陰陽論については、以下のブログを参照して頂くと、より分かり易いです。
がんとは
◆がんは血液の浄化装置、延命装置
<ひとはなぜがんにかかるのか>でお話しした様に、体質が悪化し、血液の汚れが生命を維持できないレベルに達してしまった結果、血液の浄化装置、延命装置としてのがんが出来るのです。従って、
がんを根本的に治すためには体質改善をして、血液をきれいにする以外に方法は無いのです。血液がきれいになれば、がんは必要なくなるのです
◆がんには陰性のがんと陽性のがんが有る
反対の性質を持った陰性のがんと陽性のがんが有ります
◆臓器にも陰性の臓器と陽性の臓器が有る
反対の性質を持った陰性の臓器と陽性の臓器があります。
◆陰性のがんは陽性の臓器に出来、陽性のがんは陰性臓器に出来る。
血液中の陰性の毒素は親和性のある陽性の臓器に集まり、陽性の毒素は親和性のある陰性の臓器に集まるからです。
子宮がん
◆子宮頸がんのヒト・パピローマウイルス原因説
西洋医学では、子宮頸がんは、ヒト・パピローマウイルスが関与して発症すると考えられています。しかし、誘因となる事は有っても、原因とは成り得ません。原因は、あくまでも体質の悪化です。
◆子宮は陽性
子宮は胎児を育てます。肉体を形成するエネルギーは腎臓が出す陰のエネルギーの 腎陰 です。子宮内部の腎陰と調和する子宮は陽性です。
腎陰については以下ブログを参照して頂くと分かり易いです。
◆子宮がんは陰性
陽性の子宮と親和性のある毒素は陰性の毒素です。従って、子宮がんは陰性です。
◆若い人は子宮体がんになり難く、子宮頸がんになり易い。
生理ごとにに子宮体部の内膜に溜まった血液は体外に排出されます。これが子宮体部の細胞の掃除になっています。従って生理がある内は、子宮体がんになり難く、子宮頸がんになり易いのです。
◆陰性の毒素は主に胃で発生し吸収される
胃は陽性です。陰性の陰食物と親和性があります。陰性の毒素は主に陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取により胃で発生し、吸収されます。
以下のブログを参照して頂くと分かり易いです。
陰性、極陰性の飲食物を下記します。
陰性の飲食物
牛乳、チーズ、ヨーグルト、生クリーム、マヨネーズ、油脂類、白砂糖、パイナップル、グレープフルーツ、セロリ、アスパラガス、ナス、トマトなど
極陰性の飲食物
唐辛子、からし、胡椒、カレー、根ショウガ、揚げ物類や焼き肉、ピザなど油が高温で加熱された食品、アルコール、コーヒーなど
◆胃から血液中に排出された陰性の毒素は体中を巡り肝臓で解毒される。
◆肝臓で解毒されなかった陰性の毒素の残りが、子宮、前立腺などの陽性の臓器や乳房部の様な身体の陽性の部分に集まる。
肝臓が弱って解毒能力が低下すると血液の汚れが進行していきます。
下記ブログを参照して頂くと分かり易いです。
◆血液の汚れが生命を維持できないレベルに達した時、子宮にがんが出来る。
◆子宮頸部は近接する膀胱と直腸の熱の影響を受け易い。
子宮の前後には膀胱と直腸があります。これらの臓器が弱って過熱すると子宮が過熱され、より陽性になり陰性の毒素を集め易くなります。特に子宮頸部は直腸が近接しています。便秘して直腸が過熱していると、より陰性の毒素を集め易くなり、子宮頸がんになり易くなります。
まとめ
◆子宮は陽性、従って子宮がんは陰性
◆陰性の飲食物の過剰摂取による胃中で発生する陰性の毒素と肝臓の弱りが子宮がんの
原因
◆便秘も子宮頸がんの誘因になる
◆生理があるうちは子宮体がんになり難く、子宮頸がんになり易い。
◆ヒト・パピローマウイルスは子宮頸がんの誘因にはなっても原因ではない。
予防法、食事法
◆陰性、極陰性の飲食物の過剰摂取に気をつける。
◆肝臓の働きを弱めるようなことを出来るだけ避ける。
・肉類の過剰摂取に気をつける
肉類は腸内で腐り、発生する毒素が肝臓の働きを弱め、解毒能力を低下させます。
・ストレス、過労、睡眠不足に気を付ける